2000年3月4日

山形での初釣り


 今年初めての釣り、近県での渓流釣り解禁で一番早いのが、宮城県の鳴子温泉を流れている江合川がある。一番早い解禁で1月1日である。山形県より宮城県へ抜けるには冬季は道が封鎖されてると思われるので、宮城県側を迂回していくようになるのだろう。一度はいってみたい釣り場だ。雪の消えるのが遅い東北での渓流釣りは、雪解け水が収まる6月から7月が一番いい季節だ。
 今年も初釣りは近場の寒河江川にしました。朝目覚めたのが早く3時半には家を出てました。国道113号より大井沢方面へ向かう道路に入ると道路両脇の雪の壁は昨年の倍の量(下の写真は案内標識だが標識板下まで2m程度しかない)、山の側面に積もっている雪が緩めば落ちてきてもおかしくない状況だ。まだ朝が早いのが救われる。この時期の日の出は6時少し前くらいと遅く、家より1時間ちょっとの時間で到着してしまい車の中で一時の仮眠をとりました。

目覚めたのが6時ちょっと前、スノーシューを初めて履いたがなかかかの優れものだ(ほとんど雪の中に潜り込まない)ポイントへ向かったが、雪が多く餌を入れ込めない状態だ。

別な沢へ移動する。水量が少なく透明度があり、いい状況ではなかった。餌を投げ込みあたりを待つ、2、3度ポイントを探すようやく魚信があった。バラしてしまった。寒河江川支流もキャッチアンドリリースになっているので、この区間を避けて釣るのは難しい状況だ。途中の見附川、支流である大井沢川、大檜原川を見ましたが入渓した形跡が残っており、入渓できる沢はない状況であったため、本日は寒河江川をひきあげることにした。最近国道113号線沿いにできた温泉があるので、温泉/サウナもあるので休憩午後へそなえた。
 自宅から車で30分の近くの沢に入る。雪の量、堰堤の水量も寒河江川とは比較にならないほどだ。餌を流し当りを待つようやくきた。腹が黄色く、8寸のさびたいわな、今年の初の天然イワナだ。まだ春にははやい時期との思いであった。